こんにちは。きゃんです。
本日、各学校の5,6年生の児童向けにチラシを配布させていただきました。
学校から配布されていることと思います。
お手元に届いているでしょうか?
きっと、夏のスポーツをしているお子さんは夏が本番ですから、キャンプどころではないのかもしれませんが、
でも、この時期(学童期)に、体験活動は本当に子供の成長にとって価値のあるものです。
たとえば去年のアドベンチャースクールは、こんなことをしました。
キャンプ3日目。近くの川で魚取り(釣りではなく、とるんです)をしたとき、講師のよしよし先生の命の授業が始まりました。
よしよし「とったさかなどうする?」
こどもたち「たべたい」
よしよし「そしたら、今からさばくよ」
こどもたち「殺すの?」
よしよし「命をいただくんだよ」
そして、先生は、ナイフを取り出し、魚のおなかに切れ目を入れました。
魚がぴくぴくと動く・・・
こどもたちは真剣な表情で先生と魚を見つめる。
まだ動いている魚の心臓をみて、命を感じている子供たち。
なんとも言えない空気が立ち込める。
よしよし「さて、みんなが食べるのは身の部分だっから、内臓は、川にもどしてあげよう」
こどもたち「なんで?」
よしよし「内臓は、この魚の一部。この川で生まれた命だから、一部でも返してあげたいから」
そのあと、私が、その魚をムニエルにして、子供たちに食べさせました。
もちろん、子供たちは、おいしいと言っていました。
日常の生活の中で、この経験はどれくらいできるでしょう?
また、この経験で、子供たちはどれだけ心を動かされるでしょう?
スーパーの台に並んでいる、もしくは惣菜コーナーでフライになった魚を食べても、
命の実感を味わうことは、きわめて難しい。
こんな夏の体験を一人でも多くの子どもたちにさせてあげたいな、と思います。
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