今日は、くしろ市の小学校に「くしろアウトドアキッズスクール」のチラシを配布しました。
毎年、応募を楽しみにしていますが、長期のキャンプということで、なかなかすぐには集まりません。
「毎年、夏に子供たちを集めてキャンプやってます」
「へえ、すごいですね。どこでやるんですか?」
「今年はオホーツクです。」
「へ~、遠いですね。何日間やるんですか?」
「5日間です。」
「うわ~、長いですね~。」
という会話になることは、しばしばあるのですが、
この「遠い」、「長い」という印象は、かならずしも参加するにあたってプラス材料ではないようです。
むしろ、「だいじょうぶかな?」と親も子も心配する方がほとんどでしょう。
確かに、初めて参加する人にとっては敷居が高いように感じるかもしれません。
ただ、このキャンプの効果ということを考えてみると、1泊2日などでは、もったいなく、
むしろ、私は意味がないように思えます。
ただの体験をするだけならいいのかもしれませんが、それだけではもったいない。
非日常の中にあふれる学びの場こそが子供の成長に不可欠であると思っています。
何泊も親元を離れることで、家族の大切さを知ったり、不自由な生活こそが生きる力をつけていくための大切な経験となることでしょう。
そのため、長期の、住んでいるところから離れた、しかも見ず知らずの人と人間関係を築いていく・・・。
その経験を、子供のときにしているとどうでしょう?
家でDSをやっていれば、本当にそれが「楽しい、いい夏休み」ということなのでしょうか?
「めんどくさ~い」といっている子ほど、外に出して活動させると案外、一番生き生きと活動していたりします。
夏休みに、家にいたい、なんていう子どもは、それはきっと妖怪のせいですね・・・。
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